腱鞘炎を予防するには?
腱鞘炎は一般的に狭窄性腱鞘炎のことを指しており、手首や腕をよく使う人なら誰でもなる可能性のある疾患で、手首などの炎症で痛みや痺れなどが生じます。
その為、炎症を起こさないようにあらかじめ予防を心がけることも大切です。
そして、筋肉が関節を動かしているのですが、腱は骨と筋肉をつなぐひも状の組織で、その腱の周囲を覆う腱鞘(けんしょう)の炎症です。そして、腱鞘が腫れることによって、腱がスムーズに腱鞘を通れなくなり炎症を起こします。
また、腱鞘炎の病名としてはばね指(弾発指)… 手指の屈筋腱に起こり、すべての指に起こる可能性があります。
ドゥケルバン腱鞘炎… 手首の親指側に起こります。
ばね指とドゥケルバンは狭窄性腱鞘炎と同じですが発症する部位によって名前と症状が違ってきます。
腱鞘炎の予防法としては、手首や腕を使う前に回したりストレッチ等をするのが効果的です。
ある程度、 念入りにすることで腱鞘炎を回避することができ予防に繋がりますし、作業などで手首を使う前に暖めることで腱鞘炎の予防になると言われています。
その他にも、タオルをしぼるような動作をすると肘の外側から前腕にかけて痛むテニス肘などがあります。
いずれにせよ、日頃から運動するなど体を動かすことを心がけることで、血行も良くなり腱鞘炎も含め様々な病気の予防に繋がると言えるでしょう。