腱鞘炎はストレッチが効果的な理由とは?
腱鞘炎はストレッチも改善や予防には効果的と言われていますね。
病院での手術などの方法もある程度は確立されていますが、これは最後の手段になります。
もちろん、症状の程度によって行うケアの方法は違ってきますが、多くの方はストレッチやエクササイズに対してあまり興味がないのかもしれませんが、中等度くらいならテーピングなどによる患部の固定するよりは、ストレッチなどのほうが早く改善するように、自分の体験から感じています。
また、重度な方でも適切なストレッチやマッサージを行うことで、症状が緩和したりします。
では、何故、腱鞘炎はストレッチが効果的なのかというと、テーピンや装具などとは異なり、捻じれという歪みの解消が出来るからです。
ですがテーピングなどは、そのほとんどが平面的な処置となり、おのずと限界が見えてきます。
サポーターなどの装具は手の指や手首に装着すればいいなどの手軽さはありますが、意外に高額なうえに返って症状が酷くなる場合もあります。
テ−ピングは装具よりも症状に合わせた処置を施すことも可能とされていますが、自分で正しく行うまでには、かなれの慣れが必要だったり、皮膚のかぶれ、長期使用の筋力の低下などのデメリットがあるでしょう。
更に、間違ったやり方をすると、二次的歪みなどを引き起こしたりと、専門家以外の人が手軽にやるには、少し難しいということがありますね。
こういったことを考えると、手術を必要としない段階でのばね指、ドゥケルバン腱鞘炎、テニス肘などの場合などは、ストレッチで改善するのが一番メリットが大きいと言えそうです。
いずれにしても、物に頼る改善より、自分の回復力を高めた方が早く効果が期待でき、しかも再発しにくいのです。