一般的な腱鞘炎の治し方
現在行われている腱鞘炎の治し方には、どのような方法があるのかご存じですか?
腱鞘炎は、一般的にはいくつか治し方がありますね。
@痛みが引くまで湿布や固定などをして手を使わないようにセーブする。
A整形外科などの病院に行き、患部に注射をしてもらう。(これが結構痛い!)
B切開手術をして、痛みの原因になる余計な腱を切る。
などが一般的に腱鞘炎の治し方です。
また、関節内への注射の場合は何度も繰り返すとRSD(反射性交感神経性萎縮症)を起こすことがあります。
その為、数回やって効果がなく痛みがすぐにぶり返す場合は手術になることが多いです。
ですが、腱鞘炎の手術でも手首に症状が表れるドケルバン腱鞘炎の場合は、神経が手首には多く通っていることもあり、神経に触れてまい痺れが残ってしまうという後遺症も良く耳にします。
その為、再度手術しないといけない場合もあるようです。
また、指に症状が表れるバネ指も、塗り薬や注射を行なっても効果がなく思うように曲がらない、反らすことができない場合は手術になる場合が多く、手術後も症状が変わらず指が曲がらず太く腫れたままという事もあるようです。
曲がらない指はリハビリをすることで、伸ばせるようになることもありますが、腫れて膨らんだ指を元の太さに戻せるかどうかは個人差があり明確なことは言えないようです。
ちなみに、体を傷付けず出血させずに治療する病院での保存療法による治し方も、バネ指の完治できる確率は、約30〜40%程度と言われています。
また、年齢が増すにつれ加齢により完治できる確率や可能性も低くなる傾向があります。
なお、バネ指の手術の場合は、比較的手術も簡単で後遺症が少ないようですが、いずれにせよ手術を検討する際は、後遺症も残るなど、完治も100%ではないことも踏まえて、治し方を検討することが大切だと言えるでしょう。